【街の珍百景】日本橋の青色&池上の緑色!全国でも激レアな「赤色でない郵便ポスト」について調べてみました

青色の速達専用ポストと池上の緑色のポストの画像 未分類

街を歩いていて、「ん?このポスト、何で赤色ではないんだ….?」と思ったことはありませんか?

普段の生活の中で激レアな「赤色でない郵便ポスト」を2つも発見してしまいました!今回はその体験とともに、知ると誰かに話したくなる「カラフルなポストのはなし」をご紹介します。

1. 勤務先近くの日本橋で見かける「青色の速達専用ポスト」

以前から勤務先近くの日本橋を歩いていて「なんだか変わったポストがあるな」と気になっていたのが、この青色の郵便ポストです。

調べてみて驚いたのですが、これは昭和の高度経済成長期に設置された「速達専用」のポストで、なんと全国でも数十しか残存していない絶滅寸前の激レアの存在なのだそうです!

高度成長期は郵便物の量が爆発的に増えていた時代で、「速達郵便を一般の手紙と瞬時に識別し、仕分けの手間を省いて最速で現場へ届ける」という目的から、ひと目で区別できる専用の青ポストが作られました。

現在主流の「赤い2口ポスト(右側が速達・大型用)」が普及したことで役目を終え順次撤去されてきましたが、日本橋のような歴史あるビジネス街では奇跡的に解体を免れて残っています。しかも「飾り」ではなく今でも現役で、ちゃんと郵便局員さんが集荷に来ているのだそうです。

2. 池上駅前で遭遇したシックな「緑色のポスト」

そして先週末、池上本門寺へ出かけた際に、東急池上線の池上駅前で偶然見つけたのがこの緑色のポストです!

こちらは、しっとりと落ち着いた深緑色(抹茶色)。

このポストは、日蓮宗の七大本山の1つである池上本門寺の開帳1300年記念事業や、門前町としての歴史ある街並みづくりに合わせて設置されたものだそうです。境内の豊かな緑や和風建築といった「街の伝統的な景観を損ねないように」という配慮から、特別にこのシックな緑色で塗装されています。

地域の街並みに静かに溶け込んでいて、思わず足を止めて写真を撮りたくなる素敵なポストです。

3. 出会えたら超ラッキー!全国でもごくわずかな「限定カラーポスト」

実は、全国にある約17万〜18万台の郵便ポストのうち、赤以外の「ご当地・限定カラーポスト」は、全体の1%にも満たず、数百台程度しか存在しない超限定ポストなのだそうです。

旅先や特別な場所でしか出会えない珍しいカラーポストの例をいくつかご紹介します!

  • 黄色(宮崎県青島・鹿児島県西大山駅など):幸福のシンボル「黄色いハンカチ」や名物の菜の花畑をイメージした「幸せを呼ぶポスト」。
  • ピンク色(島根県松江市・愛知県春日井市):良縁を祈願する「縁結びポスト」や、桜の名所をPRする可愛らしいデザイン。
  • 白色(千葉県犬吠埼灯台・兵庫県神戸港):白い灯台の記念や、港街のオシャレな街並みに合わせた真っ白なポスト。
  • 金色/ゴールド(全国各地):東京2020オリンピック・パラリンピックの金メダリストの偉業をたたえて設置された「ゴールドポスト」。
  • ブライトグリーン(静岡県各所・愛知県西尾市):池上の深緑とは異なり、特産品である「お茶(大井川茶や抹茶)」を鮮やかにアピールする黄緑色のポスト。
  • 橘色/オレンジ色(山口県萩市など):名産である「夏みかん」の鮮やかなカラーで塗られたご当地ポスト。

出会うこと自体が旅行の思い出やSNSの話題になるほどの超レアな存在なので、見かけたらかなりラッキーなことと言えるそうです!

4. そもそも「ポスト=赤」の根拠と例外のルール

「霞が関の元住人」として気になるのは、「そもそもポストが赤色というのは何で決められているのだろう。勝手に色を変えてもいいのだろうか?」ということ。

実は「郵便法」という法律そのものに「赤」と書かれているわけではありませんが、法律の下にある「郵便諸規則(現在の総務省令)」に「朱塗り」と規定されているそうです。

なぜ例外の「カラフルポスト」が存在できるのか?

本来、郵便ポストの色は法律に基づく省令の規程で「赤」と決められています。しかし、自治体や観光協会から「地域の魅力をPRしたい」「景観に配慮したい」という強い要望があり、日本郵便と特別な協議が成立した場所でのみ、例外的に塗り替えが許可されています。

上でご紹介した珍しい色のポストたちは、地域の方々と日本郵便の熱意ある協力によって生まれた「特別な特例」だったのですね!

(おまけ)黒歴史!?「便所」と間違えられた明治時代

ちなみに、日本の郵便制度が始まった明治時代初期(1871年)、最初のポストは木製で「黒色」でした。

しかし夜間は見えにくいうえ、当時に書かれていた「郵便箱」という文字の崩し字を見て、なんと「垂箱(たればこ=小便箱・便所)」と見間違えて、本当に小用を足してしまう人が続出したのだそうです!

このようなとんでもない勘違いを防ぎ、遠くからでも一目で分かるようにするために、1901年に目立つ「赤色(朱塗り)」が導入されたという面白い歴史があるそうです。

おわりに

普段何気なく通り過ぎている郵便ポストですが、変わった色のものには、街の歴史や「地域を盛り上げたい」という人々の想いなどがギュッと詰まっていました。

みなさんも街を歩くときは、街角のポストに目を向けてみませんか?もしかしたら、珍しい色のポストがひっそりと佇んでいるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました