溝口敦氏の「細木数子 魔女の履歴書 新装版」を読了しました!
今月初めに見終えたNetflixのドラマ「地獄に堕ちるわよ」(全9話)がとても面白く、細木数子という人物の生涯について更に詳しく知りたくなり、本書を読むことにしたものです。
歌手の島倉千代子を食い物にしていた話や、認知症だった安岡正篤氏との婚姻届をめぐる騒動に加え、暴力団取材を得意とする溝口氏らしく、裏社会との関係についても非常に詳しく描かれており、最後まで惹き込まれるようにして読み終わりました。
それにしても、暴力団との黒い関わりや霊感商法まがいの墓石・仏壇販売の口利きといった噂をうすうす(あるいは明確に)知りながら、視聴率が稼げるから、あるいは、本が売れるからということで彼女を重用し続けたテレビ局や出版社などメディアの責任は、もっと厳しく問われるべきだったと思います。
本書は2006年に「週刊現代」で14回にわたり連載されたルポがベースになっているため、テンポ良く一気に読み進めることができます。ドラマ「地獄に堕ちるわよ」を観て彼女の実像に興味を持たれた方には、間違いなくお勧めできる一冊です。


コメント